2010年3月21日日曜日

雷神波乗り人_update_004

「3」という数字には意味があると思います。
多くのことわざにも用いられ(三人よれば文殊の知恵・早起きは三文の徳・三顧の礼など)、
哲学や数学でも特別な意味がある数字です。
「2」つのものを並べた単純な比較ではなく、もう1つ加わることによって、
客観的な視点をもち、方向性を生み出すのが「3」という数字なのかもしれません。
そして迎えた第3弾。今回の主人公は、茨城を代表するプロサーファー
小野嘉夫さん。

僕は、サーフィンのことを何も知らずに企画に参加しました。
映像を制作する中で、自らも何を表現すべきかを試行錯誤してきたような気がします。
しかし、今回、茨城の地で小野さんをカメラで追いかけていくうちに、
少し何を表現すべきかがわかってきました。
被写体である小野さんもその何かを感じとったのか、
インタビューの中で的確に言葉で表現してくれています。

「人間としての小野嘉夫をそのまま出す」

それは、サーファーではない自分がこの企画の中でやるべきことだと思いました。
成長の過程にあるこの企画の中でも、「3」という数字は特別な意味を持ったような気がします

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