どーも
年越しトリップのリポートをAKIさんが詳しくミクシーにupしてくれてます
下記ミクシーのAKIさんの日記より
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3042943&from=navi
2010年12月25日(土)~2011年1月5日(水)
約1年ぶりにメンタワイにボートトリップに行ってきました。
写真はすでにアップ済です。
今回のメンバーは、日本人サーファー計6名。
広島在住自動車メーカー勤務の北本さんと島田さん、前回のトリップで一緒だった高知の消防士のトモくん、その友達で大阪からスポーツクラブ勤務のコッシーさん(女)、そしてガイドは私と同級生のyuくんです。
たしいて大きな怪我もなく、天気にも恵まれ毎日楽しくサーフすることができましたが、個人的には風邪との闘いでもありました。
行きにマレーシア空港近くのtuneホテルに泊まってから調子が悪く、コッシーさんから毎日薬をもらいながらだましだましやってました。
●アクセス
前回の日記にも書いてますが、メンタワイへのボートトリップはインドネシアのスマトラ島にあるパダンの港から出航します。
日本からパダンへの直行便はなく、マレーシアかシンガポールを経由して日本からは最低2回飛行機に乗る必要があり、かつ一泊する必要があります。
しかし昨年12月に羽田から格安航空会社のエアアジアがマレーシアまで出航するようになり、関東方面からはよりスムーズにより安くアクセスできるようになっています。
エアアジアの直行便就航記念キャンペーン価格は、羽田-クアラルンプール 片道5,000円 + 空港税他で計8,000円。
ボードチャージを考慮しても相当安く行けますが、現状運航日は週3便で火、木、日曜日となっています。
今回は、年末年始ということもありマレーシアまでのエアーアジアの格安航空券は手に入れることができませんでした。
また、マレーシアまで直行で行けるマレーシア航空ものんびりしているうちに予約できず、yuくんの協力もあって今回は、キャセイパシフィック航空(香港経由)のチケットを買いました。
キャセイは、現時点においては事前連絡をしておけば預け荷物は20キロ以内であればボードチャージは取られません。
しかしこれはキャセイではなく空港独自の規定であり、キャセイへ直接電話で問い合わせた返答とは食い違いがあったため
念のためメールで事前によく確認を取り、証拠として印刷物も持参しました。
結果、キャセイはボードチャージなしでイケたのですが、重さ自体を計っていませんでした。(20キロ以上でもOKだったかも)
手荷物も1点7キロ以内とのことでしたが、重量の計測はしていませんでした。
キャセイの場合、予め送られてくるメールからオンラインチェックインを使うと、空港でスムーズに手続きが行えます。
○行き
1日目:成田(9:15) → 香港(13:25)(15:20) → クアラルンプール(19:00)
2日目:クアラルンプール(7:50) → パダン(8:00)
○帰り
11日目:パダン(8:30) → クアラルンプール(10:40)
12日目:クアラルンプール(17:45) → ソウル(21:30)(01:05) → 成田(6:00)
全て現地時間。
マレーシア-日本の時差はマイナス1時間。
パダン-日本の時差はマイナス2時間
成田からは単身出発し、香港でトモくんとコッシーさんと待ち合わせしてマレーシアまで一緒の飛行機で行きました。
マレーシア(クアラルンプール)の空港到着後は、翌日のパダンまでのエアアジアの乗り場に近いLCCターミナル付近の
エアコン付のTUNEホテルに宿泊。(yuくんが予約してくれました)
パダンの空港到着後は、前回のトリップでお世話になったakiさんが迎えに来てくれました。
通常、日本を出発して翌日の夕方までにパダンの港に到着し、ボートトリップに出発することになります。
帰りの便ではマレーシアで乗り継ぎ時間があったので、クアラルンプールの街にトモくんと繰り出しました。
●ボート
今回はミクンバ(MIKUNBA)を使用。
ドックから戻ったばかりということもあり、トリップ中トラブルはありませんでした。
前回のサザンクロスよりも少し広く、スピードはないものの安定性が高いとのことで、全く船酔いしませんでした。
基本的な構造はサザンクロスと似ていますが、以下に書き留めておきます。
○B1F
一番揺れの少ないB1F部分が寝室となっており、中央通路の左右に2段ベットが2つずつ設置(8人分)されており、通路サイドにベットごとに簡易カーテンが設置されています。
コッシーさんは、それとは別に個室を利用。
ここにはエアコンが2台設置してあり快適な温度で寝ることができます。
○1F
進行方向前部にボード置き場があります。
室内前部にテレビ、DVDデッキ、ソファーとテーブルがあり、くつろいだり食事をすることができます。
ここは夜はスタッフの寝室となり、かつみんなよくDVDを見ていました。
後部にはキッチンと2Fへつながるはしごがあります。
アクアのボトルを使った水、お湯や、冷蔵庫、冷凍庫などが完備。
シャワー兼トイレが1F後部に2つあります。
移動中はディンギーと呼ばれる小型のボートとゴムボートを最後部に引っ掛けて牽引しながら進みます。
○2F
前部は運転席やスタッフの宿泊する場所などがあり、後部に天井つきのオープンエアーなビアガーデンのような席があります。
海風が心地よく、サンセットを見ながら食事をすることができる最高の場所です。
運転席の前にさらに柵のないデッキが広がっており、なぜかそこで腕立て大会をしています。
●食事
食事は、コックのアントンがほぼ全て担当。
朝、昼、夜の1日3回だが、アサイチなどは自分でパンを焼いたり、コーンフレークを食べることができる。
当然、釣った魚も3枚におろして調理してくれます。
前回に引き続き、ワサビとマヨネーズは大活躍。
持参した味噌汁もほとんど飲みきってしまった。
●釣り
ポイント間の移動中などにルアーでトローリング。
今回は、それとは別に島田さんが自前の釣竿でシイラとミニGTを釣ってくれました。
●サーフポイント
今回は前回以上に様々なポイントでサーフすることができました。
水温は高いが、早朝から風が吹くとやや肌寒い日もあるため、タッパーがあったほうが無難です。
メンタワイのサーフポイントは大きく5つに分けられる。
パダンから一番近いゾーン1から南にゾーン5まで大まかに分かられており、今回我々がサーフィンをしたのは、ゾーン1のバーガーワールドからゾーン4のマカロニ以南まで。
ゾーン間の移動にはそれなりに時間を要する。
今回我々が最も多くサーフしたのはゾーン1のバーガーと、ゾーン3のHT、ビンタン、ランセスレフト。
ゾーン1:
○バーガーワールド(ライト)
ハイタイドでサイズがあり風がなければ、かなり遊べるファンウェーブ。
前回よりもいい波だった。
コッシーは早速ここでリーフの洗礼にあう。
セットで胸~頭半。
○ニプシー(ライト)
前回同様サイズ頭前後あったが、繋がっていてあまり乗れなかった。
ゾーン2:
○テレスコープ
○アイスランド
○スケアクロウ
○セブンパームス
全てリーフブレイクのレフトのポイントである。
アイスランドはその名の通り透明度が高い。
セブンパームスは昔はその名の通りだったそうだが、今は椰子の木がウシャウシャ。
この中ではテレスコープが一番良かった。
セット胸~頭半。
ゾーン3:
○HT(ライト)
前回の反省から、今回は処刑台に乗り上げるようなことはなかった。
波が大きいとゲストが、小さいとローカルで混雑しやすい。
ハイタイドのほうが良く、セットはかなりの確立でバレルが狙える。
セットで胸~頭半前後。
○ビンタン(ライト)
棚にうねりがヒットし、手前で突然割れてくる波。
滞在中はセットで腰~頭半くらい。
ショルダーはさほど張らないが、選べばバレルもある。
○ランセスレフト(レフト)
今回のレフトのポイントの中では一番遊べた。
ビデオで見るような波ではなかったが、ウルワツの小型版みたいなカンジでダイナミックに割れてくる。
セット肩~頭半前後。
○モンキー(レフト)
今回のトリップで一番痺れたポイント。
セットでダブルオーバーのグリグリで、パダンパダンのようなセットが入ってきていた。
6’1で挑んだが、自分の実力不足を体感する。
残念ながら今回は、風とうねりの関係から待望のゾーン4のマカロニまで行けなかった。
●料金
・スマトランサファリ:USD2,200(約184,800円)
日本円で指定口座の銀行に入金。料金に含まれるのは、パダン-空港の送迎と、パダン-メンタワイ8日間のボートトリップの全てのサービス。移動、食事、水やジュースなどの飲料、宿泊、釣り、ポイントまでのディンギーでの送迎などが含まれる。ビンタンは1人1日3本まで。
・スタッフへのチップ:約3,000円
・ 日本(成田)-マレーシアの往復:キャセイパシフィック航空 97,080円
・ マレーシア-インドネシア(パダン)の往復:エアーアジア 約8,000円
・ エアーアジアのボードチャージ:往復 約6,000円
・成田までの往復の交通費(駐車場代、高速代、ガス代):約6,000円
今回はオーナミパーキングのポイントがたまってたので、駐車場代金はハイシーズン料金の1,050円のみ)
・インドネシア入国ビザ:USD25(約2,200円)
・マレーシアのホテル(TUNEホテル)の一泊の宿泊代金:3,800円
・マレーシア(クアラルンプール)空港の荷物預け:約1,500円
・こづかい(お土産、パダン・マレーシアでの飲食、移動など):約30,000円
計:約35万円
通貨はインドネシアルピアだが、ボートトリップ中はほとんどお金を使う場所はない。
パダンでゲリガ1箱買ったり、食事に使った程度で、今回はH.T.でお土産を買うこともしなかった。
● その他
船にあったインドネシア語と中国語の両方の字幕入りの日本ドラマ「MOTHER」にみんなでハマり、結局最終話まで見てしまった。
夜はトモくんに触発されて、なぜか筋トレ大会になることも・・。
そしておそらくメンタワイで初めて書き初めをやった男、それは私である。
●まとめ
長所:
オフシーズンということで、世界的に有名なポイントを少人数(ほぼ貸切)で楽しむことができる。
とにかくサーフィンするには最高の環境で一切の無駄がなく、船からポイントまでも送迎付。
短所:
ハイシーズンに比べサイズがないため入れるポイントが限られる。
メンバーのスケジュールの確保と調整、トリップ代金。
・持参してよかったもの:味噌汁、ワサビ、マヨネーズ、スルメ、洗濯ハンガー
・次回持参したいもの:パスタ&ソース、ソーセージ、ブルドックソース、風邪薬
・持参する必要のなかったもの:シュノーケリングセット、洗濯ハンガーロープ
写真1:快適だったミクンバ。
写真2:今回初めて入ったランセスレフト。
写真3:yuくん撮影のビンタンでのテイクオフ。
スマトランサファリ、及び今回参加のメンバーに感謝!
次回はハイシーズンのノーススマトラエリアも狙いたいです。